フォーナウ通信

痛めてからは手遅れになることも・・・

2023.1.26

もうずいぶんと長い間大学のレスリング部を見させてもらっていますが、バランスの悪い体を放置した選手は大概大事な場面でけがをしてしまいます。最悪のケースは競技が続けられなくなります。

もちろん避けることのできないケガがあることも事実ですが、動作のエラーはできるだけ早い段階で改善しておきたいものです。

足首がほんのわずかに曲がらないだけで膝には大きな負担がかかります。小さな不具合でも積み重なれば大きなものになるし、壊れるのは一瞬です。

1週間で治るようなケガの場合でも試合直前にけがをすれば大幅にパフォーマンスが低下しますし、1っか月あるいは3か月かかるようなケガの場合では出場することさえ危ぶまれます。

全体のバランス、各可動域のチェックをすればどのように壊れるかを予想することができます。

最高の治療とは壊れる前になおすことなのです。←ってこれは師匠の受け売りですけども・・・

アスリートでも一般人でも不具合を発見して痛くなる前になおしてしまうことが最善なのは言うまでもありません。一般の方であれば痛みのある期間は苦しみますし、仕事にも支障が出ます、最悪休まざるを得ません。

自動運動が明らかに減少している場合には早急な改善が必要となることをぜひ知っておいてください

腰痛や肩こりは予防できます。

2023.1.5

腰痛や肩こりは柔軟性や支持性の低下によって起こります。

柔軟性つまり可動域が減少すると使える範囲が限定されます。

支持性つまり筋力の減少は文字通り体を支える力が弱くなります。

柔軟性や支持性の低下は姿勢と密接にかかわり、姿勢不良は特定部位の負担を増やします。

特定部位の負担が増えれば、疲労が蓄積し筋肉、靭帯など関節の消耗が早まります。

単なる疲労だけでなく長い目で見ると、軟骨の減少、神経の炎症、関節の変形につながってしまいます。

腰が痛い、肩がこる、といった症状から始まり重症化してしまう場合がほとんどですから異常を感じた時にしっかりと根本的な改善をしておくべきなのです。

新しい年となり今年の目標を立てている方もいるかもしれませんが、その一つにぜひ柔軟性と支持性の向上。せめて最低限の柔軟性と支持性の確保を入れてみてください。

繰り返しになりますが、柔軟性と支持性の確保は姿勢不良を改善してくれます。

関節の負担が減り腰痛や肩こりを改善してくれるだけでなく、見た目年齢も若くしてくれていいことずくめです。

遅れましたが、本年もよろしくお願いいたします。

 

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