2024年2月10日
腰痛の代表格ともいえるのがぎっくり腰。
繰り返すと椎間板ヘルニアなどの重度な腰痛になります。
ぎっくり腰は腰についている筋膜の損傷。ざっくり言えば「ケガ」です。
動けなくなったりするのでひどいように思いますが傷は浅く、筋膜の損傷は1週間で回復します。
最短で回復するためにはRICE療法と筋肉や関節のけいれんを速やかに解除することです。そうすることで1週間で完治します。
ただ前述のとおり繰り返すと重度の腰痛に発展したり、短い期間とはいえ痛い期間は大変です。
できるだけ未然に防ぎたいもの。そこで大切なのが3つの不足を解消することです。
ひとつ目は柔軟性不足、2つ目は水分不足、3つ目が準備不足です。
柔軟性、特に腰以外の柔軟性が不足すると腰にかかる負担が増加します。過剰に動いたときに腰の筋膜が切れます。
水分不足はそのままのとおり水分、特に水の摂取量が少ないこと。水が不足して乾燥わかめみたいになっているといとも簡単に筋膜が破壊されます。
そして準備不足。ウォーミングアップの定義は体温を上げることと心拍数を上げることだとされているそうですが、寝起きや長い時間座っていると体は十分に動きません。
朝や動き初めにぎっくり腰が多いことからもある意味これが一番大切かもしれません。
3つの項目はぎっくり腰だけでなくあらゆる関節痛にも同じことが言えますのでできるだけ解消して予防してみてください。