2024.6.21
運動からくる関節の痛みを整理すると、シンプルなものになります。
関節の痛みは弾力や可動域が減少することによって起きるか、あるいは弾力や可動域が広がりすぎることによって起きています。
いい方を変えると弾力や可動域が減少することによってそれ以外の部分に負担がかかり痛みが起きるといえます。
最初はどこかの弾力や可動域が減少してそれがほかの部分に悪影響を与え弾力や可動域が増えすぎると痛みが起きます。
痛みをシンプルに考えるなら痛みは起きていないうちに弾力や可動域を適正なものにしておくことになります。
例を挙げるます。
胸椎の可動域(前屈)は30度動くのが平均値で腰椎の可動域(前屈)は45度になります。
肋骨が付いていて構造的な特徴による胸椎の可動域は減少しやすく動きすぎは少ない。反対に腰椎は可動域が減少することよりも過剰に動いてしまいやすい構造になっています。
これによってわかるようにもし何らかの原因によって胸椎の可動域が減少した場合、しわ寄せが腰椎に来ることが多く腰椎は過剰に動いてしまいます。ある一定の弾力、可動域が増えすぎると痛みが現れます。
腰痛の原因はこれだけではありませんが動作を簡単に分析して考えてみても連動する動きのなめらかさが失われれば負担のかかっている部分に痛みが発生します。
痛みをシンプルに考えた場合、各関節の可動域や弾力を検査して動作の滑らかさを獲得することが様々な関節の痛みを解消することになります。
2024.6.13
7月7日(日) 10:30~12:00
自分で出来る腰痛肩こりケア体操開催
参加費 2000円
予約の上、動きやすい服装、タオルを持参ください
2024.6.4
全身の関節は200あります。それぞれの関節が8方向の弾力を有しているので動きは1600にもなります。
姿勢や動作、力を分散するには全身の弾力を向上することが最も効率的となります。
腰痛でも膝の痛みの場合でも症状の出ている部分以外の弾力がものを言います。
傷みの出でいる部分以外のほうが大切といってもいいくらいです。
足首の動きは膝と密接にかかわっているし、胸椎は腰椎との関連性が深い。
もっと言うと全然関係なさそうな手首の動きが十分でないのが腰に影響を与えている場合だってあります。
どこかの不具合は姿勢不良、動作不良となってどこかに悪影響を与えます。
それを繰り返している間にだんだん悪くなる。というのが腰痛や肩こりなどの最も多いケースとなります。
時間がたっても腰痛や肩こり、膝の痛みなどの関節の痛みが解消されない場合は全身にスポットをあててみてはいががでしょうか?