2025.3.26
首を曲げて顎が胸につかない人は肩こりや首の痛みを引き起こすリスクが高くなります。
肩こりや首の痛くなる人の半分以上は「筋肉のコリ」ではなく可動性亢進といって関節が過剰に動くことで起きています。
頸椎椎間板ヘルニアが頸椎の5番目と6番目の間に好発することでもわかるように下部の頸椎に可動性亢進が起こりやすくなっています。
可動性亢進を引き起こす原因は外傷や姿勢不良、動作不良によるものですが、可動性亢進部位以外の弾力を回復することでほとんどの肩こりや首の痛みは解消できます。
前述のとおり首を曲げて顎が付かないほど可動域が少なければわかりやすいですが、顎が付く場合でもひとつひとつ関節の弾力を検査してみると上部頸椎の一部や胸椎、肋椎などで弾力の消失が起きていることがわかります。
これらを改善することでほとんどの肩こり、首の痛みは回復可能になります。
2025.3.25
関節は使いすぎ、動かしすぎると摩耗し、いずれ壊れます。
針金を何度も曲げ伸ばししている様子を思い浮かべてください。
針金は摩耗し最後に折れてしまいます。
関節もこれと同様に最後は壊れます。
腰痛の人もほとんどが動かしすぎ、曲げすぎで悪くなります。
肘や肩を酷使した野球選手も投げることができなくなります。
使いすぎない動かし方、力が分散できる体を作ることが腰痛をはじめとする関節の痛みを引き起こさない一番の方法です。
2025.3.24
前屈をして床に指が付かないと腰痛のリスクが高まります。
前屈ができない人は下肢(股関節やももうら、アキレス腱)の柔軟性が低下している可能性が高く、腰椎に負担がかかることを示唆しています。
ある統計では床に触れない人は10年で腰椎椎間板ヘルニアになってしまうというデータもあるそうです。
腰痛の人も腰痛にまだなっていない人も前屈が苦手な場合、下肢の柔軟性を向上させて前屈ができるようになっていることが望ましいです。