肩関節の痛み、「腱板損傷」と「五十肩」はどう違う?似ているようで実は別モノ!

2025年4月15日


こんにちは、TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。

肩が痛い、腕が上がらない――そんな症状で「五十肩かな?」と来院される方は多くいらっしゃいます。ですが、実際に検査をしてみると「腱板損傷」だったというケースも少なくありません。今回はこの2つの似て非なる肩のトラブルについてお話しします。


腱板損傷とは?

腱板(けんばん)とは、肩関節を安定させるための筋肉と腱のグループです。具体的には棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つから成り立っています。

腱板損傷とは、これらの筋や腱が加齢や繰り返しの使用、外傷などによって部分的に断裂したり、完全に切れてしまった状態です。特に40代以降の男性に多く、痛みだけでなく、力が入らず腕が上がらないといった症状も特徴的です。


五十肩とは?

一方、五十肩(正式には「肩関節周囲炎」)は、明確な原因がなく、肩関節の関節包や靱帯などが炎症を起こすことで痛みと可動域制限が出る状態です。40~60代に多くみられ、特に夜間痛や、服の脱ぎ着が困難になるなどの症状が代表的です。

五十肩は時間経過とともに「炎症期 → 拘縮期 → 回復期」と変化していき、多くは1年以内に自然と改善します。


似ているけど違うポイント

症状腱板損傷五十肩
原因加齢、外傷、使いすぎ不明(自然発症)
痛み動かすと痛い、力が入らない安静でも痛い(特に夜間)
可動域上げにくい(力が入らない)全体的に動かしにくい
改善経過自然には治りにくい多くは自然に改善する
画像診断MRIで損傷部位が確認できる明確な異常が出ないことも

関節の弾力を回復させる整体が有効

腱板損傷にしても五十肩にしても、共通しているのは「関節の動きが悪くなっている」という点です。当院の「関節ニュートラル整体」では、関節の弾力を回復させ、痛みの原因を根本から改善する施術を行っています。

特に、肩甲上腕関節だけでなく、胸椎や肋骨、鎖骨との連動性まで視野に入れて施術することで、より早い回復が期待できます。


まとめ

肩の痛み=五十肩と自己判断してしまうと、実は腱板損傷だった場合、治るまでに時間がかかってしまうこともあります。早めの検査と的確なケアが大切です。

肩の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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