2025年4月4日
今回は「腰痛」について、少し視点を変えてお話ししてみたいと思います。
腰が痛いからといって、必ずしも“腰”に原因があるとは限りません。
実は、股関節や姿勢の癖、さらには体の“金属疲労”のような状態が、あなたの腰に痛みを引き起こしているかもしれません。
日常的にデスクワークが多い方や、運動不足の方に特に多いのが、股関節の可動域の低下です。
股関節がうまく動かないと、その分の動きを腰が代償するようになります。これがいわゆる“代償作用”です。
つまり、腰は本来の仕事以上の負担を受けている状態。これが慢性的な腰痛のきっかけになってしまいます。
代償作用が続くと、身体のあちこちに“ねじれ”が生まれます。
例えば、歩くときに本来は股関節が回旋するべきところを、腰や膝が無理やり回してしまう。
その負担が積もり積もって、結果的に腰痛という「結果」に表れるのです。
金属疲労という言葉を聞いたことがありますか?
同じ箇所に小さな力が繰り返し加わると、目に見えないレベルで亀裂が入り、やがて破断する現象です。
実はこれ、人間の体にも同じようなことが起こります。
日々の姿勢のクセや不良動作が、体にとっての“ミクロなストレス”となり、ある日突然「腰が抜けるように痛い」という症状を引き起こすのです。
腰痛は、腰に原因があるとは限らず、股関節の硬さ、身体の代償作用、そして蓄積された負担=金属疲労的な現象によって引き起こされるケースが非常に多いです。
TOKYO腰痛肩こりケアセンターでは、痛みの「ある場所」ではなく、「原因のある場所」にアプローチする施術を行っています。
腰が痛い方こそ、まずは股関節の動きや体のバランスをチェックしてみませんか?