フォーナウ通信

【腰が反りすぎて痛い?原因は“胸椎の硬さ”と“大腰筋”かも】

2025.4.18


こんにちは。
TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。

「腰がやたら反っている」
「反ると腰が痛い」
そんな腰痛でお悩みの方、もしかすると胸椎と大腰筋が関係しているかもしれません。


■胸椎が伸展できないと、腰で代償する

本来、体を後ろに反らす動き(伸展)は、背骨全体で分散して行われます。
しかし胸椎(背中側の背骨)が硬いと、反る動きを腰だけで行うことになり、**腰椎が過伸展(反りすぎ)**になってしまうのです。

この状態が続くと、腰の関節や筋肉に集中して負担がかかり、腰痛を引き起こします。


■“大腰筋”の影響も見逃せない

さらに、大腰筋という腰椎から太ももに伸びる深層筋が硬くなると、股関節の動きが制限され腰椎の反りが強調されてしまいます。

つまり、

  • 胸椎が動かない(上が硬い)
  • 大腰筋が縮こまる(下も硬い)
    結果として、腰椎だけが無理に反る→痛みにつながるのです。

■このタイプの腰痛は、腰だけを揉んでもよくなりません

腰をマッサージしてもすぐ戻ってしまう方は、「腰ががんばりすぎている状態」
本来動くべき胸椎と大腰筋をしっかり調整することが回復の近道です。


■当院のアプローチ

TOKYO腰痛肩こりケアセンターでは、

  • 胸椎の伸展調整(可動性アップ)
  • 大腰筋の可動性の回復
  • 関節ニュートラル整体による全身の弾力回復

を組み合わせ、腰に頼らない身体の使い方を取り戻します。


📌まとめ:腰が痛い=腰の問題とは限らない!

「胸椎の動き」と「大腰筋の硬さ」が原因で、
腰が反りすぎ、痛みにつながっているケースはとても多いです。

反ると痛い腰痛にお悩みの方は、ぜひ一度チェックを受けてみてください。

肩こりの原因は「動きすぎ」?下部頸椎の可動性亢進に注目

2025.4.16


こんにちは。TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。

肩こりというと、「肩の筋肉が固まって動かない」イメージを持たれる方が多いですが、実は“動きすぎている”部分が原因になっていることもあるのをご存じですか?

下部頸椎が動きすぎてしまう理由

頸椎(首の骨)は全部で7つあります。その中でも**下部頸椎(C5〜C7)**が、普段の生活で過剰に動いてしまう傾向にある方が少なくありません。

これは、上部頸椎(C1〜C3)や胸椎が固くなっていることで、本来均等に動くべき頸椎の動きが一部に集中してしまうためです。

つまり、固い部分をかばって、動ける下部頸椎が過剰に動いてしまっているのです。

可動性のアンバランスが肩こりを招く

下部頸椎の動きすぎは、周囲の筋肉や靭帯に負担をかけます。特に、肩甲挙筋や僧帽筋上部など、肩こりの代表的な筋肉が過緊張を起こすことに。

結果として、肩こりや首の重だるさ、場合によっては頭痛や腕のしびれなどを引き起こすこともあります。

ケアのポイントは「上部の可動性回復」

当センターでは、動きすぎている下部頸椎に無理なアプローチをするのではなく、本来動くべき上部頸椎や胸椎の可動性を回復することに重点を置きます。

関節の弾力を取り戻し、全体のバランスを整えることで、負担の集中を解消し、肩こりの根本改善を目指します。


肩こりが慢性化している方へ

ストレッチやマッサージをしてもなかなかスッキリしない肩こりがある方、もしかしたら「動きすぎている」部分が原因かもしれません。

気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

肩関節の痛み、「腱板損傷」と「五十肩」はどう違う?似ているようで実は別モノ!

2025.4.15


こんにちは、TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。

肩が痛い、腕が上がらない――そんな症状で「五十肩かな?」と来院される方は多くいらっしゃいます。ですが、実際に検査をしてみると「腱板損傷」だったというケースも少なくありません。今回はこの2つの似て非なる肩のトラブルについてお話しします。


腱板損傷とは?

腱板(けんばん)とは、肩関節を安定させるための筋肉と腱のグループです。具体的には棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つから成り立っています。

腱板損傷とは、これらの筋や腱が加齢や繰り返しの使用、外傷などによって部分的に断裂したり、完全に切れてしまった状態です。特に40代以降の男性に多く、痛みだけでなく、力が入らず腕が上がらないといった症状も特徴的です。


五十肩とは?

一方、五十肩(正式には「肩関節周囲炎」)は、明確な原因がなく、肩関節の関節包や靱帯などが炎症を起こすことで痛みと可動域制限が出る状態です。40~60代に多くみられ、特に夜間痛や、服の脱ぎ着が困難になるなどの症状が代表的です。

五十肩は時間経過とともに「炎症期 → 拘縮期 → 回復期」と変化していき、多くは1年以内に自然と改善します。


似ているけど違うポイント

症状腱板損傷五十肩
原因加齢、外傷、使いすぎ不明(自然発症)
痛み動かすと痛い、力が入らない安静でも痛い(特に夜間)
可動域上げにくい(力が入らない)全体的に動かしにくい
改善経過自然には治りにくい多くは自然に改善する
画像診断MRIで損傷部位が確認できる明確な異常が出ないことも

関節の弾力を回復させる整体が有効

腱板損傷にしても五十肩にしても、共通しているのは「関節の動きが悪くなっている」という点です。当院の「関節ニュートラル整体」では、関節の弾力を回復させ、痛みの原因を根本から改善する施術を行っています。

特に、肩甲上腕関節だけでなく、胸椎や肋骨、鎖骨との連動性まで視野に入れて施術することで、より早い回復が期待できます。


まとめ

肩の痛み=五十肩と自己判断してしまうと、実は腱板損傷だった場合、治るまでに時間がかかってしまうこともあります。早めの検査と的確なケアが大切です。

肩の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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