フォーナウ通信

腰痛と下肢帯の拘縮・可動域低下の関係とは?

2025.4.7


今回は、腰痛と深く関係する「下肢帯の拘縮(こうしゅく)」や「可動域の低下」について解説します。実は、腰痛の原因が腰そのものだけではないケースも多く、下半身の柔軟性や動きやすさが腰に大きく影響するのです。


◆ 下肢帯ってどこ?なぜ重要?

「下肢帯」とは、骨盤から太もも(大腿骨)にかけての部分を指します。具体的には、股関節・大腿部・骨盤周辺が含まれます。

ここが硬くなる(=拘縮が起こる)と、日常の動作で腰に余計な負担がかかるようになり、慢性的な腰痛やギックリ腰のリスクが高まるのです。


◆ 拘縮・可動域低下が引き起こす悪循環

  1. 筋肉や関節の動きが悪くなる
      ↓
  2. 正しい姿勢が取れなくなる
      ↓
  3. 腰で代償しようとして負担が集中
      ↓
  4. 腰痛・坐骨神経痛などが発生

こうした「代償動作」の積み重ねが、痛みや不調の根本原因になります。


◆ こんな症状、ありませんか?

  • 朝起きたときに腰が固まっている感じがする
  • 長時間立っていると腰がじわじわ痛くなる
  • 股関節がうまく開かない、しゃがみにくい
  • 足が重い、疲れやすい

これらの症状がある方は、下肢帯の柔軟性が低下しているサインかもしれません。


◆ TOKYO腰痛肩こりケアセンターのアプローチ

当センターでは、腰痛に対するケアはもちろんのこと、原因となる下肢帯の状態も丁寧にチェックします。

  • 股関節
  • 骨盤(仙腸関節)の調整
  • 姿勢改善エクササイズ
  • コントラクトリラックスを用いた柔軟性アップ

など、一人ひとりの体の状態に合わせた施術を行っています。


◆ まとめ:腰だけを見ていては、改善しない

腰痛を本当に改善するには、「動ける身体」作りが不可欠です。下肢帯の拘縮や可動域低下を放置せず、早めにケアすることで、より快適に毎日を過ごせるようになります。

お身体の不調でお悩みの方は、ぜひ一度、TOKYO腰痛肩こりケアセンターにご相談ください。

肩こりの正体とは?

2025.4.6

肩こりの正体とは?――ゆるい下部頸椎がつくる“ガチガチの筋肉”

こんにちは。TOKYO腰痛肩こりケアセンターです。
今回は、多くの方が悩まされている「肩こり」について、その意外な原因をお話しします。

肩こりの本当の原因、見逃していませんか?

「首や肩がガチガチに固まってつらい」
「マッサージしてもすぐに戻ってしまう」
そんな悩みを抱えている方はとても多いですよね。

でも実は――
そのガチガチに固まった筋肉、ゆるんだ下部頸椎が原因かもしれません。

下部頸椎の“ゆるみ”が筋肉を固める?

肩こりの方を観察してみると、次のような傾向があります:

  • 下部頸椎(首の下側)は不安定でゆるんでいる
  • それを補うように、周囲の筋肉がガチガチに固くなっている
  • 上部頸椎や肋骨・肩甲骨の動きは悪く下部頸椎の不安定さを増幅している

つまり、下部頸椎が「ゆるい=安定していない」ために、
身体は無意識に筋肉を緊張させてバランスを取ろうとしているんです。

これが「コリ」の正体。
緊張した筋肉は血流が悪くなり、疲労物質もたまりやすくなり、結果としてつらい肩こりが生まれてしまいます。

肩こりは「固い筋肉」より「ゆるんだ関節」が問題

よくある肩こり対策といえば、マッサージやストレッチ、湿布など。
確かに筋肉を緩めると一時的に楽にはなりますが、原因である下部頸椎の不安定さをそのままにしていては、根本解決にはなりません。

本当に必要なのは、以下のようなアプローチです:

  • 下部頸椎の安定性を高める
  • 上部頸椎や肩甲骨・肋骨の固さを取り、正しく動かせるようにする

身体全体のバランスを整えていくことで、筋肉の過剰な緊張も自然と取れていきます。

肩こりは「筋肉」だけの問題ではありません

肩こりに悩んでいる方ほど、「痛いところ」だけを何とかしようとしがちです。
でも実際には、関節の不安定さを筋肉がカバーしている状態であり、その負担が限界を超えたときに「肩こり」として現れてくるのです。

TOKYO腰痛肩こりケアセンターでは、症状の出ている部分だけでなく、
なぜそこに負担が集中しているのか?
という視点で、身体全体のバランスを評価・調整していきます。


肩こりの奥にある「ゆるみ」と「固さ」の関係、見直してみませんか?

何度も繰り返す肩こりには、必ず理由があります。
それはあなたの身体が無意識に“守ろうとしている”結果かもしれません。

自分の身体の声を、正しく聞いてあげましょう。

お気軽にご相談くださいね。

腰痛のカギは「関節の弾力」仙腸関節の重要性

2025.4.5


腰痛の原因のひとつとして注目される「仙腸関節」と、その“弾力性”についてお話しします。


■腰痛の原因は「筋肉」だけじゃない

多くの方が「腰痛=筋肉の疲労やコリ」と思いがちですが、実はそれだけではありません。
近年注目されているのが「関節」、特に「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」の動きと柔軟性です。


■仙腸関節とは?

仙腸関節は、骨盤にある「仙骨」と「腸骨」をつなぐ関節です。
体の中心に位置し、上半身と下半身をつなぐ“橋渡し”的な役割をしています。

普段あまり意識されませんが、実はこの関節の「わずかな動き」や「弾力性」が、全身のバランスや姿勢、そして腰への負担に深く関わっています。


■「関節の弾力」が失われると…

本来、仙腸関節には微細な動き(約1ミスを保っているのです。

ところが、長時間のデスクワーク、偏った姿勢、過度な運動などで関節の動きが低下すると、「弾力」が失われ、関節が“固まった”状態に。
これが腰の痛みや張りの原因となってしまうのです。


■関節に“しなやかさ”を取り戻すケア

TOKYO腰痛肩こりケアセンターでは、関節の「弾力」に着目した施術を行っています。
特に、仙腸関節まわりの微細な調整は、腰痛改善にとても効果的です。

「関節に再び“しなやかさ”を取り戻す」



腰痛改善のポイントは、“関節の弾力性”を取り戻すこと。
特に「仙腸関節」の微細な動きが、腰の健康には欠かせません。

「いろいろ試したけど、腰痛が良くならない…」という方は、ぜひ一度“関節の弾力”に注目してみてください。

ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。

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