2025.6.30
こんにちは。TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。
前回は腰痛の分類をお伝えしましたが、今回は多くの方が経験し、日常生活に大きな支障をきたす「ぎっくり腰」について、さらに詳しく掘り下げていきます。
「ぎっくり腰」は、医学的には急性腰痛症と呼ばれます。
その名の通り、ある日突然、ぎくっ!と腰に激痛が走り、動けなくなるような状態を指します。
ぎっくり腰は、一言で言えば腰の急性の炎症や損傷によって起こる症状ですが、実はその中にはいくつか種類があります。
いわゆる整体の「ビフォーアフターで劇的に良くなる」ケースは、ほとんどがこの“もどき”のパターンです。
どちらのタイプかは、正直なところ外から見ただけではわかりません。
だからこそ、安全で悪化しない手技で施術にチャレンジする価値があるのです。
例え痛みの芯が取れなかったとしても、全体的な動作は軽くなることが多く、再発防止にもつながります。
ただし、明らかな筋膜や筋肉の損傷があるときには絶対に無理は禁物です。
ぎっくり腰の急性期(受傷から48~72時間)には、炎症を抑えることが最優先です。
アイシングには、炎症を抑える、腫れを防ぐ、痛みを軽減するという効果があります。基本的に無害なので凍傷などには気を付けながら行ってください。
ただの“運が悪かった”ではありません。ぎっくり腰には多くの場合、体の使い方や姿勢の問題が潜んでいます。
つまり、腰以外の関節の動きが悪いと、腰が無理をして痛みを引き起こすのです。
これらができないと、腰が過剰に働かざるを得なくなり、損傷のリスクが高まります。
当センターでは、ぎっくり腰やその再発予防のために関節ニュートラル整体を提供しています。
ぎっくり腰になってしまった後だけでなく、繰り返す腰痛、長引く不調においても、非常に有効です。
ぎっくり腰は、いきなり起きたようで、実は日々の体の使い方や積み重ねが原因です。
「ただの筋肉痛だろう」「一晩寝れば治る」と放置せず、早めに適切な対処をすることが再発防止への第一歩です。
関節ニュートラル整体で、あなたの体に本来あるべき動きと弾力を取り戻しましょう。
2025.6.28
関節ニュートラル整体による“本当の原因”へのアプローチ
腰痛を経験したことのある人は非常に多く、慢性的に悩んでいる方も珍しくありません。しかし、「腰痛」と一括りにしてしまうのは非常に危険です。実は腰痛にはいくつものパターンがあり、それぞれに原因・対応方法・回復までの道筋がまったく異なります。
この記事では、腰痛を適切に分類・理解し、それぞれに必要な対処法を明らかにするとともに、当院で行っている関節ニュートラル整体がどのような症状に効果的かを紹介します。
腰痛には、以下のような主な分類があります。
急な動作、重いものを持ち上げたとき、不意な姿勢変化などで起きます。安静と回復期間を守れば改善するケースが多いですが、根本原因が残ったままだと再発を繰り返すことになります。
肉離れタイプの腰痛は、ぎっくり腰と混同されがちですが、より深層の筋肉を痛めているため、より長期の回復期間と的確なリハビリが必要です。
(椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎分離症 など)
これらは「慢性痛」ではなく、「構造的原因のある炎症」です。自然治癒が難しい場合もあり、医療との連携や長期的な対応が必要です。
ここで大切なのは、「慢性腰痛」と「ヘルニアや狭窄症」は全く別のカテゴリーであるということです。
つまり、「慢性化した痛み」は構造の破壊が見つからないにもかかわらず持続する痛みであり、五十肩のような血管の異常や、診断名のつく明確な疾患(ヘルニアなど)とは分けて考える必要があります。
整形外科で「ヘルニア」「狭窄症」「分離症」と診断された場合でも、実際には以下のようなケースが存在します。
このようなケースでは、関節の機能改善によって、画像診断では想定されなかった回復が得られることも少なくありません。
腰痛が起こったとき、重要なのは**「なぜそれが起きたか」**を明らかにすることです。
ぎっくり腰、肉離れ、ヘルニアなど、どのタイプでも原因が明確でないまま対症療法(湿布、痛み止め、コルセット)だけで過ごすと、回復が2倍3倍に遅れることもあります。
一見軽傷に見えるぎっくり腰であっても、胸椎や仙腸関節がほとんど動かない状態が背景にあれば、痛みの回復も遅れ、再発しやすくなります。
当院が提供している関節ニュートラル整体は、全身200の関節を対象に、それぞれ8方向(圧縮・離開・前後・側屈・回旋)に対する微細な動きの余裕(あそび)=弾力を検査・調整する手技です。
これらにより、画像では見えない微細な異常を見つけ出し、改善することが可能です。
腰痛は「何が起きたか」よりも「なぜ起きたか」が重要です。
これらを見立てる力が、回復力に直結します。
何年も腰痛に悩まされている方こそ、画像には映らない原因を見つけ出す“関節の弾力”の視点を取り入れてみてください。
TOKYO腰痛肩こりケアセンター 仮屋
腰痛の種類と原因を見極め、根本から整える整体であなたの回復をサポートいたします。
2025.6.26
〜原因がわからない痛みに、驚くほど効果がある理由〜
こんにちは。TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。
今回は、当院の柱でもある施術法「関節ニュートラル整体」について、詳しくお話しします。
この整体法は、聞きなじみのない方が多いかもしれません。しかし、実際に受けてみると「もっと早く知っておけばよかった」という声を多くいただく施術です。
腰痛、肩こり、膝痛、手首の痛み、原因がはっきりしない不調――
これらに対して非常に有効なのが、この関節ニュートラル整体なのです。
私たちの体には、約200個の関節があり、それぞれに微細な動きと“弾力”があります。
そしてこの関節には「あそび」という極めて小さな動きの余白が存在します。たとえば、関節を限界まで動かしたあとに、さらにわずかに揺らぐような動きです。たった0.45mm以下の世界ですが、これがとても大切なのです。
この“あそび”が消失すると、動作不良、姿勢不良の原因となり、やがて痛みや不調となって表れます。
一般的な施術では「関節の位置」「骨盤の歪み」「筋肉の硬さ」に注目することが多いのですが、それだけでは改善しきれないケースもあるのです。
関節ニュートラル整体では、“ただ動かせる”ことよりも、“しなやかに動くこと”を重視します。
たとえば、ドアを無理やりこじ開けるよりも、スムーズに動くように蝶番(ちょうつがい)を整える方が壊れにくく、長持ちしますよね。
それと同じように、関節にも本来の弾力=スムーズな動きがあるのです。
この“関節の弾力”がうまく保たれていると、体は自然とバランスが取れ、無理のない動きができるようになります。
関節ニュートラル整体では、全身の関節200個×8方向=**約1600の“弾力ポイント”**を検査・調整対象とします。
このような多方向の動きを、それぞれ繊細に評価し、**“固すぎる関節はゆるめ”“ゆるすぎる関節は締める”**という調整を行います。
痛みのある場所だけでなく、連動して負担をかけている別の関節を調整することで、根本的な改善を目指します。
関節ニュートラル整体は、以下のような症状で悩まれている方に特に効果があります。
比較項目 | 一般的な整体 | 関節ニュートラル整体 |
---|---|---|
注目点 | 骨格の歪み、筋肉の硬さ | 関節の微細な弾力 |
手技の刺激 | 強めの矯正やマッサージも多い | 非常に軽く繊細な刺激 |
効果の持続性 | 一時的な軽減も多い | 根本改善を目的とする |
対象部位 | 痛みのある部位が中心 | 全身を診て原因部位を探す |
動きへの影響 | 即効性は個人差あり | 動作や姿勢の変化がはっきり出ることが多い |
関節の弾力は、以下のような要因で低下・消失していきます。
こうした日常の積み重ねにより、関節の弾力が慢性化し、痛みや不調が生まれているのです。
私たちの体は、“動く”ことで健康を保っています。
しかし、その動きが「ガチガチ」でも「ユルユル」でも、体にとっては負担です。
関節がしなやかに動き、適度な支持性を保っている状態――
それこそが、ケガをしにくく、疲れにくく、パフォーマンスも発揮できる体です。
「どこに行っても治らなかった」
「レントゲンでは異常なし。でも痛い」
そんな方にこそ、関節ニュートラル整体は受けていただきたい施術です。
ご興味のある方は、ぜひ一度、TOKYO腰痛肩こりケアセンターにご相談ください。