2025年6月22日
「頭痛外来で薬を処方してもらっても、なかなか治らない」
「肩こりや首こりもあるし、頭も重くて集中できない」
「MRIでは異常なしと言われたけど、頭痛は続いている」
こんなお悩みを持つ方は非常に多く、当センターにも日々多くの方が相談に来られます。
慢性的な頭痛の原因は必ずしも脳そのものにあるわけではなく、むしろ筋骨格系の問題=関節や姿勢、筋膜のバランスの崩れが関わっているケースが多いのです。
今回は、薬でも改善しなかった頭痛が、関節ニュートラル整体でなぜ楽になるのか。その理由を、構造と機能の視点から詳しく解説していきます。
まず、頭痛には大きく分けて以下のような種類があります。
最も多いタイプの頭痛。
肩や首の筋肉が緊張し、後頭部や側頭部が重だるく感じるのが特徴です。長時間のデスクワークやスマホ操作などが原因になります。
ズキズキと拍動するような痛みで、片側が痛くなることが多い。
光や音に敏感になり、吐き気を伴う場合もあります。血管の拡張と炎症、そして三叉神経が関係すると言われています。
激烈な痛みが片側の目の奥に起こるタイプで、涙や鼻水を伴います。発症頻度は少ないですが、生活に大きな影響を及ぼします。
レントゲンやMRIに異常はなく、薬も効かない。こうしたケースでは、環椎後頭関節や上部頸椎などの微細な動きが失われていることがあります。
このような「構造的原因による頭痛」は、関節ニュートラル整体による調整で大きな変化が見られるのです。
関節ニュートラル整体は、全身の約200の関節それぞれに存在する「弾力=あそび」を調整し、関節の中の微細な動きと圧のバランスを整える施術法です。
とくに頭痛において重要になるのは、以下の2つの部位です。
ここは「うなずき動作」に関わる関節で、わずかな動きしかありません。しかしこの弾力が失われると、後頭部の血流や脳脊髄液の循環に影響し、頭痛を引き起こします。
神経の交差点ともいえる場所であり、自律神経や三叉神経とも関係します。ここが可動性を失っていると、首こりや肩こりとともに頭痛が慢性化します。
頭痛外来での治療は、一般的に以下のようなものです:
これらで明確な原因が見つからない場合、「緊張性頭痛でしょう」と診断され、薬の処方のみで終わってしまうケースも少なくありません。
しかし、薬だけでは血流障害や関節の弾力消失という根本原因は改善しません。
関節ニュートラル整体では、この根本原因に対してアプローチできるため、長年の頭痛が短期間で改善するケースが多く報告されています。
すごく簡潔にまとめるならば、関節や筋肉が原因の頭痛だから改善することができる。という結論に行きつきます。
逆にいえばそうでない頭痛の場合には残念ながら効果は期待できません。しかしながら関節や筋肉の弾力を回復することそのものは簡単にできて安全です。
緊張性頭痛と診断された方が回復するケースはとても多く、「関節の動き」に目を向けることは重要です。
頭の関節や首の弾力が失われることで血流が滞り、神経が過敏になり、頭痛が起きる。
これらを回復させることで、**「薬に頼らない身体」**を手に入れることができることも。
頭痛は、ただ我慢するものではありません。
ときには薬で一時的に抑える必要がある場合もありますが、薬に頼らずに頭痛から解放されるケースもあるのです。
ぜひ一度、関節の視点からのケア=関節ニュートラル整体を体験してみてください。