腰痛を区別する

2025年6月28日


関節ニュートラル整体による“本当の原因”へのアプローチ

腰痛を経験したことのある人は非常に多く、慢性的に悩んでいる方も珍しくありません。しかし、「腰痛」と一括りにしてしまうのは非常に危険です。実は腰痛にはいくつものパターンがあり、それぞれに原因・対応方法・回復までの道筋がまったく異なります。

この記事では、腰痛を適切に分類・理解し、それぞれに必要な対処法を明らかにするとともに、当院で行っている関節ニュートラル整体がどのような症状に効果的かを紹介します。


腰痛を分類してみる

腰痛には、以下のような主な分類があります。

① 急性腰痛(ぎっくり腰など)

急な動作、重いものを持ち上げたとき、不意な姿勢変化などで起きます。安静と回復期間を守れば改善するケースが多いですが、根本原因が残ったままだと再発を繰り返すことになります。


② 筋肉の損傷(腰部の肉離れ)

肉離れタイプの腰痛は、ぎっくり腰と混同されがちですが、より深層の筋肉を痛めているため、より長期の回復期間と的確なリハビリが必要です。


③ 特定診断が可能な疾患性腰痛

(椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎分離症 など)

これらは「慢性痛」ではなく、「構造的原因のある炎症」です。自然治癒が難しい場合もあり、医療との連携や長期的な対応が必要です。


慢性腰痛とは別の概念である

ここで大切なのは、「慢性腰痛」と「ヘルニアや狭窄症」は全く別のカテゴリーであるということです。

◎ 慢性腰痛とは?

つまり、「慢性化した痛み」は構造の破壊が見つからないにもかかわらず持続する痛みであり、五十肩のような血管の異常や、診断名のつく明確な疾患(ヘルニアなど)とは分けて考える必要があります。


よくある勘違い:「○○と診断されたが本当にそうなのか?」

整形外科で「ヘルニア」「狭窄症」「分離症」と診断された場合でも、実際には以下のようなケースが存在します。

このようなケースでは、関節の機能改善によって、画像診断では想定されなかった回復が得られることも少なくありません。


回復には「原因の究明と解決」が不可欠

腰痛が起こったとき、重要なのは**「なぜそれが起きたか」**を明らかにすることです。

ぎっくり腰、肉離れ、ヘルニアなど、どのタイプでも原因が明確でないまま対症療法(湿布、痛み止め、コルセット)だけで過ごすと、回復が2倍3倍に遅れることもあります。

一見軽傷に見えるぎっくり腰であっても、胸椎や仙腸関節がほとんど動かない状態が背景にあれば、痛みの回復も遅れ、再発しやすくなります。


関節ニュートラル整体とは何か

当院が提供している関節ニュートラル整体は、全身200の関節を対象に、それぞれ8方向(圧縮・離開・前後・側屈・回旋)に対する微細な動きの余裕(あそび)=弾力を検査・調整する手技です。

これらにより、画像では見えない微細な異常を見つけ出し、改善することが可能です。


まとめ:腰痛は見立て次第で回復が変わる

腰痛は「何が起きたか」よりも「なぜ起きたか」が重要です。

これらを見立てる力が、回復力に直結します。

何年も腰痛に悩まされている方こそ、画像には映らない原因を見つけ出す“関節の弾力”の視点を取り入れてみてください。


TOKYO腰痛肩こりケアセンター 仮屋

腰痛の種類と原因を見極め、根本から整える整体であなたの回復をサポートいたします。

ご予約はこちら

03-6801-8858

営業時間 10:00~20:00 (土曜日 16:00まで)

電話受付 18:00まで

定休日 日、木、祝祭日

ページトップへ