2025年7月11日
画像診断で原因がわからないあなたへ
こんにちは。
TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。
今回は「慢性腰痛」についてお話しします。
画像検査では異常が見つからない。ぎっくり腰のような急性の痛みではないのに、なぜかずっと痛い腰。
そんな腰痛でお悩みの方にとって、この記事がヒントになれば幸いです。
「MRIもCTも異常なし、だけど腰がずっと痛い」
当院にも、そんな方が数多く来院されます。
これはいわゆる慢性腰痛と呼ばれるものです。
具体的には、
このような腰痛は原因が“構造”ではなく、“機能”にあることが非常に多いです。
私たちは、関節に本来備わっている“弾力”に注目しています。
この“関節の弾力”とは、わずか0.45mm以下の微細な可動性で、全身に200個ある関節それぞれに8方向の動きが備わっています。
(つまり、1600通りの弾力が人には本来備わっています)
この弾力が失われることで、身体のバランスや動作の連携が乱れ、それが腰に負担を集中させるのです。
たとえば、
このような変化が起こると、腰が代わりに働かされる状態になり、慢性的に疲労・炎症・痛みが起こるのです。
では、なぜそのような“関節の弾力”が失われるのでしょうか?
理由は以下のような 日常的な要因が重なっていくことによります。
動かさなければ硬くなり、動かしすぎれば壊れる。
関節の弾力は「適度な刺激」が必要です。
重たい荷重が関節にかかり続けると、機能低下を招きます。
修復と再生の時間が取れず、慢性的な機能低下が進行します。
長時間の座位、前かがみ、立ちっぱなしなどが、特定の関節にストレスを集中させます。
意外と思われるかもしれませんが、感染症後に関節の弾力が失われる例も多く見られます。風邪をひいて関節が痛くなった経験のある人もいるのではないでしょうか?体が一時的に動かなくなることで機能が落ちていきます。
ケガが治っても、機能が回復しきらずに隠れた機能低下として残り、それが腰への過負荷を招くこともあります。
ここが非常に重要なポイントです。
一度失われた関節の弾力・柔軟性・安定性は、自然には元に戻りません。
ストレッチや体操で改善する場合もありますが、慢性的な状態や、原因が他部位にあるケースでは自力では限界があるのが現実です。
特に、
というケースでは、全身を評価して原因を特定しない限り、改善は難しいのです。
当院で行っている関節ニュートラル整体は、まさにそのような「弾力の消失」に着目し、全身の関節一つひとつを評価・調整していく施術法です。
施術だけでなく、自宅でのセルフケアやケア体操の指導も組み合わせ、再発しない身体づくりまでサポートします。
痛み止めや湿布でごまかし続ける腰痛ではなく、
“機能を取り戻す”ことで治していく慢性腰痛ケア。
関節の弾力、柔軟性、安定性という身体の本来の性能を取り戻すことで、
「もう治らない」とあきらめていた腰痛にも、十分な改善の可能性があります。
このような慢性腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
関節ニュートラル整体は、「検査して原因を見極め、ピンポイントに施術する」方法です。
根本から改善したい方の力になれると思います。