五十肩・四十肩は「異常な血管」が原因?痛みと可動域を回復させるために知っておくべきこと

2025年7月27日


こんにちは。TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。
今回は多くの方が経験する「五十肩・四十肩」について、あまり知られていない本当の原因と、関節ニュートラル整体による最適な対応時期と回復の考え方について解説していきます。


■ そもそも五十肩・四十肩とは?

一般的には「肩関節周囲炎」と呼ばれる状態で、肩の痛みと可動域制限が特徴です。40〜60代に多く、夜間痛、着替え時の激痛、腕が上がらない・背中に回らないなど、日常生活に大きな支障をきたします。

医学的な画像検査では異常が見つからないことも多く、
「年のせい」「自然に治る」と言われることがほとんどですが、
実際には**“自然に治る”までの過程が非常に長くつらい**のです。


■ 原因は血流不足ではなく、「異常な血管」?

多くの方が誤解しているのが「肩が痛い=血流が悪いから」と思い込むことです。
しかし、最新の研究ではむしろその逆。「異常な血管(新生血管)」が過剰に増え、炎症が長期間持続していることが原因だと言われています。

▼ 異常な血管がもたらす問題

つまり、「五十肩・四十肩」は血流が悪くて固くなるわけではなく、血流が過剰であることが原因なのです。


■ 自然経過は1〜2年。半年間は悪化が続くことも

五十肩は一般的に1年がかり、場合によっては2年近くかかるケースもあります。
特に最初の3〜6ヶ月は痛みのピーク期であり、この間に無理に動かそうとしても痛い思いをする割に目立った効果を期待できません。

▼ 自然経過の3段階

  1. 急性期(0〜6ヶ月)
     強い痛みが続き、特に夜間痛が目立ちます。動かすと激痛。無理は禁物。
  2. 慢性期(6ヶ月〜1年)
     痛みは徐々に軽減しますが、可動域の制限が強くなります。ここで本格的な施術を開始すべき。
  3. 回復期(1〜2年)
     徐々に動かせるようになりますが、自然には元通りには戻らないことも多い。

■ 痛いのを我慢して動かしても無駄どころか逆効果

よく「痛くても動かせばよくなる」と言う方がいますが、これは大きな間違いです。
急性期に無理に動かすことで炎症が悪化し、異常な血管がさらに増えてしまう可能性があります。

▼ 急性期のNG行動

これらはすべて、肩の回復を妨げます。
この時期に必要なのは、無理に動かさずに関節の「弾力」を回復させ、機能を落とさない施術です。


■ 関節ニュートラル整体での施術方針

関節ニュートラル整体では、急性期・慢性期・回復期のそれぞれに応じた最適な施術を行います。

【1】急性期(0〜6ヶ月)

【2】慢性期(6ヶ月〜)

【3】回復期(1年〜)


■ 本格施術のタイミングを逃すな!

よく「痛みが取れたら来ます」という方がいますが、それでは本当に元に戻らないことが多いのが五十肩です。
**「施術を始めるのが遅い」=「固まった関節が戻りにくくなる」**という現実があります。

▼ 痛みがあっても施術を受けるべき理由

痛くて動かせない時期こそ、全身の関節の弾力を整えておくことで、回復期にスムーズに肩の施術が行えます。


■ まとめ:五十肩の回復は“タイミング”が命


■ 最後に:放置せず、一緒に回復の道筋をつくりましょう

五十肩・四十肩でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
「痛いから何もできない」ではなく、「痛くてもできること」をしっかり見極めながら、
関節の弾力と動きやすさを少しずつ取り戻していくことが大切です。

関節ニュートラル整体で、無理なく、でもしっかりと回復への道筋を整えていきましょう。

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