2025年8月29日
腰痛の原因は多岐にわたります。姿勢不良、長時間のデスクワーク、運動不足、外傷、関節の弾力消失など…。しかし、腰痛を繰り返す方、慢性的に腰に違和感を抱える方に共通して見られる特徴のひとつが 「ハムストリングスの柔軟性低下」 です。
実は腰痛セルフケアを考えるとき、まず最優先でチェックすべき部位はこの「もも裏の筋肉」なのです。
ハムストリングスは大腿裏に位置する大きな筋肉群で、以下の3つの筋肉で構成されています。
これらは骨盤の 坐骨 から始まり、膝の下の 脛骨や腓骨 に付着しています。
「股関節を伸ばす(後ろに蹴る)」動きや「膝を曲げる」動きで働く筋肉であり、歩く・走る・しゃがむといった日常動作やスポーツ動作に不可欠です。
ハムストリングスの柔軟性が失われると、股関節の動きが制限されます。
結果として、本来は股関節で吸収されるはずの動作負担を 腰椎(腰の背骨)が代償 することになります。
つまり、腰痛セルフケアを考える上で 「腰そのものをケアする前に、まずはハムストリングスを柔らかくする」 ことが必須条件になるのです。
セルフチェックは非常にシンプルです。
このテストで柔軟性を可視化すると、腰痛の予防や改善への道筋がより具体的になります。
ハムストリングスを効率よく伸ばすには、「ただ伸ばすだけ」では不十分な場合があります。
関節ニュートラル整体では、収縮と伸長を組み合わせる方法 を推奨しています。
この一連の流れで、ハムストリングスの柔軟性が効率よく回復します。
腰痛の方は、つい「腰を直接ほぐしたい」と思いがちです。
しかし、腰そのものは「代償動作の結果」として痛みを感じているケースが多く、根本原因は股関節やハムストリングスに潜んでいることがほとんどです。
つまり、腰を揉むよりも 「ハムストリングスを緩める」ことが根治につながる のです。
腰痛のセルフケアで最優先に抑えたいのは 「ハムストリングスの柔軟性回復」 です。
前屈が苦手な人、足が90度上がらない人は要注意。
腰痛に悩む人も、まだ悩んでいない人も、ぜひ今日から「もも裏ケア」を習慣にしてください。