2025年9月3日
~TOKYO腰痛肩こりケアセンター 仮屋~
「一度ぎっくり腰になったらクセになる」
「腰痛は放っておくと慢性化する」
こうした言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。実際に、ぎっくり腰を繰り返す人、腰痛が長引いて慢性化してしまう人は非常に多く見られます。
しかしなぜ、腰のトラブルはこんなにも繰り返されやすく、治りにくいのでしょうか?
そこには明確な理由があります。
本記事では、ぎっくり腰や腰痛が慢性化する仕組みをわかりやすく解説し、さらに改善と予防のために大切な考え方についてお伝えします。
腰痛の慢性化には、大きく分けて 2つのパターン があります。
ぎっくり腰の多くは、急な動作や不意な負荷によって、腰の関節周囲の靱帯や組織が部分的に損傷して起こります。
椎間関節は本来、靱帯や周囲の組織によって「必要以上に動かないように」守られています。ところが外傷によって靱帯が部分的に断裂すると、関節は緩んでしまい、本来の安定性を失います。
その結果…
という悪循環が起きるのです。
「ぎっくり腰はクセになる」と言われる背景には、こうした靱帯損傷による関節の不安定化があると考えられます。
もうひとつの慢性化の原因は、外傷を伴わないケースです。
デスクワークで長時間同じ姿勢を続けたり、運動や仕事で偏った動作を繰り返したりすると、少しずつ体にひずみが生じ積み重なっていきます。
最初は小さな不具合にすぎませんが、それを補うために他の関節や筋肉が「代償動作」を起こします。
例えば…
このように、柔軟性の低下を腰で代償することが繰り返されると、腰に大きな負担が集中し、やがて痛みを伴うようになります。外傷のように「突然」ではなく、じわじわと弱っていくのが特徴です。
実際には、「外傷で関節が不安定になった人」が、その後も不良姿勢を続けてさらに悪化するケースや、逆に「姿勢不良による負担の蓄積」が限界に達してぎっくり腰を起こすケースなど、2つのパターンが複合していることが非常に多いのです。
だからこそ「ただの一回のぎっくり腰」と油断せず、再発や慢性化を防ぐために根本的な対策を取る必要があります。
ここで大切な事実をお伝えします。
一度緩んでしまった靱帯や関節は、残念ながら完全に元の状態に戻ることはありません。
骨折は骨がつながり、筋肉は再生します。しかし靱帯や関節包は血流が乏しいため、自然治癒が限定的で、損傷した部分は完全に修復されにくいのです。
ではどうすればいいのでしょうか?
靱帯や関節そのものを元に戻すことはできません。しかし 「全身の弾力」を回復させることで、相対的に安定した状態をつくりだすことが可能 です。
弾力とは、関節や筋肉がしなやかに動き、自然に元の位置へ戻る性質のことです。いわば「体のバネ」です。
つまり、弾力を回復させることこそが慢性腰痛の根本改善につながるのです。
腰が痛いからといって、必ずしも原因が腰にあるとは限りません。
これらが腰痛の真犯人であることは珍しくありません。さらに、1か所だけでなく、2か所・3か所と複数に問題があるケースも多く見られます。
そのため、全身を検査し、どこに弾力の欠如があるのかを特定することが不可欠です。腰痛を改善するカギは「腰」ではなく「全身」にあります。
TOKYO腰痛肩こりケアセンターで行っている「関節ニュートラル整体」では、以下の点を重視しています。
この3つの柱によって、ぎっくり腰や慢性腰痛の再発を防ぎ、健康な体づくりをサポートしています。
ぎっくり腰や腰痛が慢性化する理由は、大きく分けて以下の2つです。
そして、多くの人はこの2つが複合しています。
一度緩んだ靱帯は元に戻りません。しかし、全身の弾力を高めることで相対的に安定し、動きすぎる関節の負担を減らすことができます。
そのためには、腰だけでなく全身の柔軟性・弾力を検査し、どこに原因があるかを特定して適切に整えることが不可欠です。
ぎっくり腰を繰り返す方、腰痛が長引いて困っている方は、ぜひ「全身の弾力回復」という視点を持ってみてください。
✅ 繰り返すぎっくり腰に悩んでいる
✅ 慢性腰痛で日常生活がつらい
✅ 姿勢や柔軟性に自信がない
そんな方は、ぜひ一度 関節ニュートラル整体 を体験してください。あなたの体の弾力を取り戻し、腰の悩みから解放されるサポートをいたします。