2025年9月1日
こんにちは。TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。
本日のテーマは 「柔軟性の確保」 です。腰痛や肩こりで悩んでいる方、またスポーツをされている方にとっては避けて通れない重要なテーマとなります。
「体が固いから仕方ない」と思っていませんか?
実はその柔軟性の低さこそが、腰痛・肩こり・さらにはケガの原因になっていることが非常に多いのです。
柔軟性とは、関節や筋肉がどれだけスムーズに動けるかを表す能力です。
この柔軟性が不足すると次のようなことが起こります。
特に ハムストリングスや股関節の硬さ は腰痛と強く関係しています。立位前屈で床に手が届かない人は、将来的に腰痛を発症するリスクが非常に高いといえます。
柔軟性を上げようと思ったとき、まず思い浮かぶのが「ストレッチ」でしょう。
一般的なストレッチといえば スタティックストレッチ(静的ストレッチ)。ヨガのようにじっくり伸ばしていく方法です。
もちろん有効なケースも多いのですが、残念ながら 全員に効くわけではありません。
実際に研究では「約半分の人には効果が出にくい」と報告されています。
小さいころから「体が固い」と言われてきた人、毎日ストレッチをしても柔らかくならない人は、このタイプに当てはまることが多いのです。
筋肉はゴムのように伸び縮みすると思われがちですが、実はそうではありません。
筋肉の収縮は「アクチン」と「ミオシン」というタンパク質が滑ることで起こります。
柔軟性が低い人は、この滑りがスムーズにいかず「摩擦」が大きい状態です。
摩擦が大きいまま一方的に伸ばそうとしても、筋肉は抵抗して縮もうとするため、思うように伸びないのです。
つまり、ただ「伸ばす」だけでは柔らかくならない理由がここにあります。
では、柔軟性が向上しにくい人はどうすればよいのでしょうか?
答えは 「コントラクトリラックス」や「ホールドリラックス」 です。
これはリハビリやスポーツ現場でも使われている方法で、以下の流れで行います。
このプロセスを繰り返すことで、柔軟性が効率的に高まります。
柔軟性を高めるためには「回数」が重要です。
多くの人が「数回やって終わり」にしてしまいますが、それでは効果は出ません。
地道に繰り返すことで筋肉の摩擦が解消され、柔軟性が着実に改善していきます。
運動をした後に「なんだか体が柔らかい」と感じた経験はありませんか?
これは運動によって筋肉の収縮と弛緩が繰り返され、結果的に摩擦が減って動きがスムーズになるからです。
つまり、柔軟性を上げるためには「ただ伸ばす」よりも「いったん縮めてから伸ばす」方が効率的だと言えます。
TOKYO腰痛肩こりケアセンターでは、こうした理論をもとに 「自分でできる腰痛肩こりケア体操」 を体系化しています。
具体的には:
これらを取り入れることで、腰痛や肩こりの予防・改善だけでなく、運動パフォーマンスの向上やケガの予防にもつながります。
実際の方法については、当センターのYouTubeチャンネルでもご紹介しています。ぜひご覧ください。
柔軟性は「才能」ではなく「方法」です。正しい方法でアプローチすれば、誰でも体は変わっていきます。
ぜひ日常に取り入れて、腰痛や肩こりのない快適な体を手に入れてください。
👉 腰痛・肩こりでお悩みの方は、ぜひ一度TOKYO腰痛肩こりケアセンターにご相談ください。