こんにちは。TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。
今回は多くの方が悩まされている「膝の痛み」について、関節の弾力や股関節・足関節とのつながりを中心にお話しします。

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膝の痛みは「弾力の消失」から始まる

膝関節は、体重を直接支える大きな関節です。しかし膝自体が頑張っているのではなく、股関節や足関節と連動して動くことで負担を分散しています。
実は膝関節には「ほんのわずかな弾力（あそび）」があります。この弾力が衝撃を吸収し、スムーズな歩行や階段の上り下りを可能にしているのです。

ところが、その弾力が失われると膝に直接負担がかかり、痛みを引き起こしやすくなります。

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痛みの原因は膝だけにない

膝の痛みで来院される方の多くは「膝が悪いのでは？」と思いがちですが、実際には 股関節や足関節の可動性が低下 しているケースが少なくありません。
例えば：

• 股関節が硬い → 膝が代わりに動き過ぎて炎症
• 足首が硬い → 膝が不自然な角度で動かされて負担増

このように、膝の痛みは「膝だけの問題」ではなく、動作の連鎖エラーが原因であることが多いのです。

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膝が変形していても痛みは必ずしも出ない

レントゲンを撮って「変形性膝関節症」と診断されても、全員が痛みを感じているわけではありません。
不思議に思われるかもしれませんが、実際に変形が強くても痛みのない人も多くいます。

これは、関節の弾力があるかどうか、股関節や足関節の可動性が保たれているかどうか が大きなポイントだからです。
逆に、変形が軽度でも弾力が失われ、動作エラーが積み重なると痛みが強く出ることもあります。

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重症化した場合には人工膝関節も選択肢

歩行が困難になるほど重症化した場合には「人工膝関節置換術」が選択されることもあります。
医学的に大きな効果がある治療法ですが、手術を選ばざるを得ない状態に至る前に、日常的なケアで関節の弾力と可動性を保つことが理想です。

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TOKYO腰痛肩こりケアセンターでのアプローチ

当センターでは、膝の痛みを膝だけでなく「股関節・足関節・体幹の連動性」から見直します。

• 膝関節のわずかな弾力を回復する調整
• 股関節や足関節の可動域を広げる
• 自分でできるケア体操の指導

これらを組み合わせることで、膝に余計な負担をかけず、スムーズな歩行や階段動作を取り戻すことを目指します。

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まとめ

膝の痛みは膝そのものだけでなく、全身の関節のバランスや弾力と深く関わっています。

• 膝関節のわずかな弾力が失われると痛みの原因になる
• 股関節や足関節の可動性低下が膝に負担をかける
• 変形があっても痛みは必ずしも出ない
• 重症化すれば人工膝関節も選択肢

膝に痛みがある方は、膝をマッサージするのではなく、股関節や足首を含めた全身の調整を意識してみてください。