前屈ができないと腰痛になる理由

2025年11月21日


──股関節・足首・ハムストリングスの3大ポイントから徹底解説──

こんにちは。
TOKYO腰痛肩こりケアセンターの仮屋です。

本日のテーマは、多くの方が悩む **「前屈ができない」「身体が硬い」「腰が痛い」**という3つの悩みが、実はすべて一本の線でつながっているというお話です。

前屈ができないということは、言い換えると 下肢が本来すべき動作をこなせていない状態でもあります。
すると、その不足分を 腰椎(腰の骨)が代償しようと過剰に動いてしまい、結果として腰痛が起こりやすくなってしまうのです。

今日はその理由を深掘りしながら、
✔「前屈ができない原因3選」
✔「腰痛を引き起こす原因3選」
✔「改善のためのセルフケア方法」
を丁寧に解説していきます。


1.前屈ができないと腰痛になるメカニズム

前屈動作とは、簡単にいえば **「股関節を折りたたむ動き+ハムストリングスの伸び+足首の背屈」**の組み合わせです。

しかし多くの方は

という状態になっており、その不足を 腰が丸くなることで代償しています。

この「代償動作」こそが腰痛の元凶です。

●代償が起きている時の腰椎の状態

「腰が痛いから前屈できない」ではなく、
前屈できないから腰が痛くなる
この考え方が非常に重要です。


2.前屈ができない原因3選(=腰痛の原因3選)

前屈不良の原因はたくさんあるように見えて、実はほぼ3つに集約されます。

あくまでセルフケアで出来る範疇のお話ですが・・・


① 股関節の硬さ(大殿筋)

股関節が硬いと、前屈するときに本来動くべき
**「股関節の折れ曲がり(屈曲)」**が起きません。

すると腰椎が代わりに大きく前に倒れます。

股関節が硬い人の特徴

股関節は身体の中でも最重要関節の一つ。
ここが固いだけで、腰痛発生率は大きく上昇します。


② 足首の硬さ(アキレス腱の伸び不足)

前屈と足首は関係ないようで密接に関係しています。

足首(特にアキレス腱)が硬いと、前屈の姿勢で 重心を後ろに逃がすことができません。

そのため無理に腰を丸めて重心を調整しようとし、腰椎に負担が集まります。

足首が硬い人の特徴

「足首が硬い → しゃがめない → 腰が丸まる」という流れは、非常に多くの腰痛患者が当てはまります。


③ ハムストリングスの硬さ(特に大腿二頭筋)

ハムストリングスの硬さは前屈不良の代表選手です。

その中でも特に 大腿二頭筋(外側の筋)が硬い人は足を閉じての前屈ができないという特徴があります。

ハムストリングスが伸びないと、前屈のときに
骨盤を前に倒せなくなり、腰椎だけが丸まる代償動作が生まれます。

ハムストリングスが硬いとどうなる?


3.原因が1つの人より、2つ・3つの人の方が改善しにくい理由

これは臨床で強く感じます。

なぜか?
理由はシンプルで、前屈には「股関節+足首+ハムストリングス」の3つが同時に関わるからです。

たとえば股関節だけ柔らかくしても、足首が硬ければ前屈は深まりません。

つまり 総合点が高くないと前屈は改善しないのです。

だからこそ、複数の部位を同時に評価・同時に改善していくことが、腰痛改善への近道になります。


4.改善のためのセルフケア方法(回数・やり方付き)

今回はご自宅でできる“最も簡単で効果の高い方法”を3つ紹介します。

やり方はこの限りではありませんが、まずはここから始めてください。


**① 股関節が原因の人は…

スクワット姿勢でのコントラクトリラックス**

◆やり方

  1. 深くしゃがむ「自分が安楽に感じるスクワット姿勢」を取る
  2. 股関節に効いている場所を感じる
  3. そこで 1センチだけ上下する小さな切り返し運動を繰り返す
  4. ゆっくり10〜25回行う

◆ポイント

股関節のコントラクトリラックスは、前屈改善の核となるエクササイズです。


**② 足首が原因の人は…

カーフレイズ or スクワット姿勢で足首に狙いを合わせる**

◆方法A:カーフレイズ

  1. 段差のある場所でつま先立ちと踵下ろしをゆっくり繰り返す
  2. 10~25回 上記同様狭い範囲でよい

◆方法B:スクワット姿勢でのCR(足首狙い)

  1. 股関節と同じスクワット姿勢を取る
  2. 足首に伸び感が出る角度を探す
  3. 同じく小さな上下動を10〜25回

◆ポイント

足首が緩むと、前屈のバランスが一気に変わります。


**③ ハムストリングスが原因の人は…

椅子に足を乗せたホールドリラックス**

◆やり方

  1. 椅子の上に片足を乗せる(膝は軽く曲がっていてOK)
  2. かかとで椅子を「押すつもり」で力を入れる
  3. 5秒キープ → 力を抜く
  4. これを10〜25回繰り返す

◆ポイント

ホールドリラックスは、硬い人ほど効果が出やすいテクニックです。


5.「詳しいやり方を知りたい」方へ

今回紹介したのは、あくまで ご自宅で安全に行える最小限の方法です。

実際の施術では、

「腰痛が良くならない」「前屈が一生硬いままだと思っている」
そんな方ほど、一度全身を検査すると改善の糸口が見つかります。


6.まとめ:前屈が変われば腰痛は変わる

最後に今日の内容を整理します。

✔ 前屈ができないと腰椎が代償し、腰痛を起こしやすい

✔ 原因のほとんどは

✔ 改善は1箇所より2〜3箇所硬い人の方が難しい

✔ だからこそ原因を正確に見極めることが重要

✔ 自宅でのCR・HRで改善が可能

腰痛は「年齢」でも「体質」でもありません。
**正しい関節の動きを取り戻すことで改善する“技術的な問題”**です。

もし本格的に改善したい、または原因を正確に知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの身体に合わせたオーダーメイドの施術とセルフケアをご提案いたします。

ご予約はこちら

03-6801-8858

営業時間 10:00~20:00 (土曜日 16:00まで)

電話受付 18:00まで

定休日 日、木、祝祭日

ページトップへ