
2026年1月23日
腰痛や肩こり、首の痛み、膝の痛み。
これらの「関節に現れる痛み」は、原因を大きく分けると筋肉由来か関節由来、あるいはその両方に分類できます。
さらに細かく言えば、筋膜や皮膚、神経なども関与しますが、今回は話が複雑になりすぎるため割愛します。
多くの方がまず病院でレントゲンやMRI検査を受けます。
そこで
といった診断名がつくことも少なくありません。
しかし、ここで一つ大切な事実があります。
画像で見つかった異常=痛みの原因とは限らないということです。
実際、ヘルニアや狭窄があっても痛みが全くない人もいれば、
検査をしても「特に異常なし」と言われたにもかかわらず、強い痛みに悩まされている人もいます。
つまり、画像検査だけでは「本当の原因」が見えてこないケースが非常に多いのです。
では、原因はどこにあるのか。
そのヒントになるのが可動域です。
一番わかりやすい指標は
平均的な可動域を全身で確保できているかどうか。
全体的な動きから、
といった各関節の可動域を一つずつ検査していけば、
「どこが原因なのか」は意外なほど明確になります。
可動域がたった1割減るだけでも、動作は確実に変わります。
人の身体はとても正直で、動かない部分があれば、必ずどこかが代わりに頑張ります。
その「代償動作」の積み重ねが、腰痛や肩こりとして表面化します。
可動域が減っている原因が筋肉にある場合、
セルフケアが有効なケースは非常に多いです。
極端に言えば、
それだけで症状が改善することも珍しくありません。
実際、長年肩こりに悩まされていた方が、
肩甲骨周囲の簡単なエクササイズを始めただけで
「いつの間にか気にならなくなった」という例はよくあります。
この場合の痛みは、
「使わなさすぎ」「同じ使い方の繰り返し」による
筋肉の機能低下が主な原因です。
一方で、問題が関節そのものにある場合、
セルフケアだけでの改善は一気に難しくなります。
関節には「可動域」だけでなく、
目には見えない**弾力(あそび)**があります。
この弾力が失われると、
といった状態になります。
この段階では、
ストレッチや運動を一生懸命やっても
「一時的には楽になるが、すぐ戻る」
というパターンに陥りやすくなります。
ここでよくある誤解があります。
「身体が柔らかければ痛くならない」
「筋肉があれば痛くならない」
これはどちらも正解ではありません。
実際に、
どちらにも、腰痛や肩こりに悩まされている人はたくさんいます。
これは、
といった状態が起きているからです。
柔らかいだけでもダメ
筋肉があるだけでもダメ
この2つは、非常にわかりやすい臨床の現実です。
痛みを改善するために最も重要なのは、
痛みの原因となっている組織を正しく区別することです。
これを曖昧なままケアを続けても、
良くなったり悪くなったりを繰り返すだけになりがちです。
**TOKYO腰痛肩こりケアセンター**では、
画像だけに頼らず、動作と可動域、関節の弾力を徹底的に評価します。
その上で、
という形で、無駄のない改善プランを組み立てます。
腰痛や肩こりは「年齢」や「姿勢」だけの問題ではありません。
原因を正しく見極めれば、必要以上に不安になることもありません。
これらを一度きちんと整理することが、
遠回りのようで、実は一番の近道です。
「何をやっても良くならない」
そう感じている方ほど、
原因の切り分けから始めてみてください。
痛みには、必ず理由があります。