
2026年1月18日
「肩甲骨の間がズーンと痛む」
「背中の奥がしびれるような違和感が続いている」
「肩こりとは違う、何とも言えない不快感がある」
このような症状を訴えて来院される方は少なくありません。
そして多くの方が「肩甲骨まわりの筋肉が固いから」「背中が悪いのでは」と考えています。
しかし結論からお伝えすると、肩甲骨の間に出る痛みやしびれの原因のほとんどは“頸椎(首の骨)”にあります。
実際に、肩甲骨の間に痛みやしびれが出ている方を詳しく検査していくと、首の動き・首の弾力・首の神経の通り道に問題が見つかるケースが非常に多いのです。
肩甲骨の間に痛みやしびれがある方に、必ず確認するポイントがあります。
それは「首を動かしたときに症状がどう変化するか」です。
このどちらか、あるいは両方に当てはまる場合、原因はほぼ間違いなく頸椎です。
首の動きによって症状が変化するということは、筋肉ではなく神経や関節の問題が関与している可能性が高い、ということを意味します。
病院でレントゲンやMRI検査を受けると、
と診断されることは珍しくありません。
そして多くの方が
「ヘルニアがあるから治らないのでは」
「狭窄症だから一生付き合うしかない」
と不安を抱えてしまいます。
しかし、正しい評価と施術を行えば、これらの症状は3か月以内に大きく改善するケースがほとんどです。
重要なのは、「ヘルニアや狭窄があるかどうか」ではありません。
問題は“頸椎の弾力が失われているかどうか”です。
反対に、
「MRIでは異常なし」
「ヘルニアも狭窄も見当たらない」
と言われたにもかかわらず、肩甲骨の間の痛みやしびれが続いている方も多くいらっしゃいます。
これは何を意味しているのでしょうか。
それは、痛みやしびれの本当の原因が、画像には写らない“関節の弾力の消失”にあるということです。
レントゲンやMRIは、骨の形や大きな構造の変化を見る検査です。
しかし、関節一つひとつが本来持っている微細な動きや弾力は写りません。
簡単なセルフチェックがあります。
首をゆっくり前に倒してみてください。
このとき、顎が自然に胸につきますか?
もし、
という場合は注意が必要です。
これは、神経が通る穴(椎間孔)が十分に開かない状態を意味しています。
椎間孔が開かないと、神経が圧迫されやすくなり、肩甲骨の間や腕、背中に痛みやしびれが出やすくなります。
別の見方をすると、
頸椎そのもの、あるいは頸椎を支える筋肉が正しく働いていない状態とも言えます。
ここで非常に重要なことをお伝えします。
頸椎の弾力は、自動運動(ストレッチや体操)だけで回復することはほぼ不可能です。
なぜなら、
頸椎の弾力とは「自分では動かせない、関節のわずかな遊び」のことだからです。
実際に施術の際、頸椎一つひとつを検査してみると、
というアンバランスがはっきり確認できます。
肩甲骨の間の痛みやしびれに深く関係しているのが、頸椎5番・6番の神経です。
本来、首を動かす際には
という役割分担があります。
しかし上部頸椎の弾力が失われると、その代わりに下部頸椎が動きすぎてしまう。
その結果、5番・6番付近の神経に負担が集中し、肩甲骨の間に痛みやしびれが出るのです。
頸椎の弾力が正常でない場合、
このどちらのパターンでも、症状は悪化します。
つまり、
前屈で痛むケースも、後屈で痛むケースも、根本原因は同じなのです。
肩甲骨の間の痛みやしびれを回復させるために最も重要なのは、
頸椎一つひとつの弾力を正常な状態に戻すことです。
これにより、
結果として、
痛みやしびれは自然と引いていきます。
ヘルニアがあっても、狭窄症と診断されていても関係ありません。
本当に必要なのは、「画像」ではなく「機能」を回復させることです。
肩甲骨の間の痛みやしびれは、
「背中の問題」ではなく「首の問題」であることがほとんどです。
そしてその本質は、
頸椎の弾力の消失とアンバランスにあります。
もし今、
このような状態であれば、一度“頸椎の弾力”という視点で体を見直してみてください。
正しい評価と施術が行われれば、
体は必ず回復する力を持っています。
TOKYO腰痛肩こりケアセンター
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