
2026年2月10日
背中の痛みを訴える人は意外と多いですが、
実は背中そのものが原因の場合と背中そのものには原因のないケース、あるいはその両方にあるケースに分けることができます。
関節ニュートラル整体の視点で見ると、
背中の痛みは次の3つが連鎖して起きていることが多くあります。
本来、脊椎(特に胸椎)は
・反る
・丸める
・ひねる
といった動きをしなやかに分散できる構造になっています。
しかし、
などが続くと、脊椎の関節にある「弾力(あそび)」が失われます。
弾力が消失した脊椎は
という状態になり、
結果として背中の痛みとして自覚されるようになります。
関節ニュートラル整体で特に重要なのが
「代償動作」という考え方です。
たとえば
こうした状態でも、人は動作を成立させようとします。
その結果どうなるか。
👉 本来動くべき手足の代わりに、背中が動かされる
これが続くと
という悪循環に入ります。
背中は「原因」ではなく
代償を押し付けられた結果、痛くなっている被害者
というケースが非常に多いのです。
脊椎の弾力がなくなり、
手足の代償が背中に集まると、
最終的に起きるのが筋肉のよじれです。
こうした症状は、
筋肉そのものが悪いのではなく
関節の動きの偏りを筋肉が必死に支えている状態。
マッサージで一時的に楽になっても
すぐ戻る人が多いのは、
関節の問題が解決していないからです。
関節ニュートラル整体では
「痛い背中を揉む」ことは主目的にしません。
行うのは
この順番。
すると
という変化が起きます。
背中の痛みを
「筋肉が固いから」
「年齢のせい」
で終わらせてしまうのは、とてももったいない。
脊椎の弾力
手足の可動性
動作のバランス
これらを整えることで、
背中は自然に静かになるケースがほとんどです。
背中の痛みがなかなか取れない人ほど、
一度「どこが動いていないのか?」
という視点で体を見直してみてください。