■ 関節がゆるいと痛くなる理由|柔らかいのに不調が出る本当の原因

2026年3月17日


「体は柔らかい方がいい」
多くの方がそう思っています。

しかし実際の現場では
柔らかいのに痛みがある人が非常に多いのが現実です。

・ストレッチはできる
・前屈もできる
・関節もよく動く

それでも
腰痛や肩こり、首の痛みがある

この場合、原因は
“関節が固い”のではなく“関節がゆるい”ことにあります。


■ 関節は「ゆるい=良い」ではない

関節の理想は

安定性 × 可動性

このバランスです。

・固すぎる → 動かない → 代償が起きる
・ゆるすぎる → 支えられない → 負担が増える

つまり
どちらに偏っても痛みは出る

ということです。


■ ゆるい関節で起きていること

関節がゆるい状態とは

外傷や経年劣化、使いすぎにより組織が摩耗してしまっている状態

です。

このとき身体では次のようなことが起きます。


① 筋肉が常に頑張りすぎる

関節が不安定になると
身体は壊れないように守ろうとします。

その結果

・筋肉が常に緊張する
・無意識に力が入り続ける
・リラックスできない

👉 慢性的な肩こり・腰痛へ


② 動きすぎて壊れていく

ゆるい関節は
「動かない」のではなく

👉 動きすぎる

のが特徴です。

・必要以上に動く
・本来動かない方向に動く
・繰り返し負荷がかかる

👉 関節や組織が摩耗していく


③ 負担が一か所に集中する

関節は全身で連動しています。

1か所がゆるくなると

・他の関節が固まる
・動きの分担が崩れる
・一部に負担が集中する

例:

・腰がゆるい → 股関節が固まる → 腰痛
・首がゆるい → 胸椎が動かない → 首こり
・膝がゆるい → 足首が固い → 膝痛


④ 弾力(あそび)がなくなる

ここが最も重要です。

関節には本来
目に見えないレベルの

👉 “あそび”=弾力

があります。

この弾力があることで

・衝撃を吸収できる
・負荷を分散できる
・壊れにくくなる

しかし関節がゆるくなると

・一方向に動く
・正常なあそびが消える
・動きの質が悪くなる

👉 結果として痛みが出る


■ よくある「ゆるい関節」のパターン

臨床で多いのは以下です。


● 腰が反りすぎる(過伸展)

・立っていると腰が反る
・仰向けで痛い
・長時間立つとつらい

👉 腰椎がゆるくなっている状態


● 首が前に出ている

・デスクワークで首が前に出る
・下を向く時間が長い

👉 下部頸椎がゆるい


● 膝が伸びきる(反張膝)

・立つと膝がロックする
・太もも前が張る

👉 膝関節の安定性低下


■ なぜ「ゆるくなる」のか?

原因は大きく2つです。


① 使いすぎ(オーバーユース)

・スポーツ
・繰り返し動作
・偏った使い方

👉 徐々に関節が緩んでいく


② 他の関節の固さを代償している

ここが重要です。

・股関節が固い
・足首が動かない
・胸椎が固い

👉 動かない分を
 ゆるい関節が代わりに動く

👉 結果としてゆるくなる

③ 外傷

事故や転倒などによる損傷



■ 改善のポイント

改善はシンプルですが順番が重要です。


① ゆるい関節を整える

関節は8方向に動きます。すべての方向にゆるいわけではありません。

様々な方向にわずかに動かすことにより安定性を取り戻します。

・関節ニュートラル整体をはじめとする他動的な調整

自分では難しい領域です。


② 固い関節を動かす

次に重要なのが

👉 動くべき関節を動かすこと

・股関節
・足首
・胸椎

これらが動けば

👉 ゆるい関節の負担が減る


③ 筋肉で支えられる状態にする

最後に

・適切な筋活動
・無駄な力みを抜く

👉 安定した動作が可能になる


■ まとめ

・関節は「ゆるくても痛くなる」
・原因は不安定による過負荷
・筋肉の過緊張や負担の偏りが起きる
・多くは「ゆるい+固い」のセットで起きる

そして重要なのは

👉 柔らかさではなく“バランス”

です。


TOKYO腰痛肩こりケアセンターでは
関節一つ一つの状態を評価し

・ゆるい関節は安定させる
・固い関節は動かす

ことで
根本的な改善を目指します。

「柔らかいのに痛い」
そんな方は一度見直してみてください。

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